職人たちの妥協なき情熱と伝統技術の結晶

〈鳳凰〉

ぬくもりと高級感のあるジュエリー

制作期間約7カ月。背面のプラチナは軽量化のため糸鋸で透し彫りを施しました。
繊細かつ非常に難易度の高い作業で、ひとりの職人が3週間以上を費やしてようやく完成。
硬質な地金に柔らかな木を組み合わせ、ぬくもりの中にも凛としたきらめきを感じさせます。さらに輪島塗の塗り師による高級感ある蒔絵で、あたたかみのある表現へと昇華しました。

つけ心地へのこだわり

人の手で磨いた石は厚みや形が一つひとつ異なっているため、肌当たりにまで気を遣いました。キューレットが指や肌に当らないよう地金の高さを変え、石留めの枠を作る際にも爪の位置まで予め調整して仕上げました。

完成

「キューレット」とは、ダイアモンドの底面の尖端の部分です。